今日のひとこと(三無主義)
2025-07-03


高校生になった昭和45年ごろから学生運動が下火になり、そのころの若者を指して、「三無主義」(無気力、無関心、無責任)という言葉が使われました。僕らはその走りで、高校生活にも目標がなく、燃えるものがなかったんです。
そんなとき外国バンドの初来日ラッシュが始まりました。高校生の小遣いなんて少ないですが、レッド・ツェッペリンやピンク・フロイド、エマーソン・レイク・アンド・パーマー、フリーなどのライブは生で見ました。灰色の高校生活がパッと明るくなった。ロックが僕を変えてくれたという感じがしました。
〜アルフィー高見沢俊彦さん、6/29付産経新聞、昭和29年「この年生まれの私」〜


三無主義といえば、昭和32年生まれの私世代がど真ん中と思っていたが、その3年前には始まっていたのだな。
そういえばつい先日、30年生まれの姉、28年生まれの義兄と話していた時にも「三無主義」の話題になったなー
思ったより広く、5歳幅くらいの若者たちを覆った時代風潮だったのだ。

今から振り返ると、高見沢氏の話にあるように、目標がなかったのが何よりよくなかったと思う。
だから三無主義というなら、「無気力、無感動、無目標」だ。
無関心はロックへの関心に変わったのだから。私もそうだった。

きょう公示の参院選に立候補を表明した世良公則氏(昭和30年生まれ)もきっとロックに救われたクチだったに違いない。

われら三無主義世代が今、政治の世界で最前線に立つ。
日本保守党では昭和31年生まれの百田尚樹、北村晴男と、32年生まれの島田洋一。
今、日本を壊している自民党の石破茂も岩屋毅も昭和32年生まれだ(石破は早生まれ)。
三無主義対決に注目だ!
日本保守党がんばれ!自民党を滅ぼせ!
[P oint of view]

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