近いうちに連立の枠組みが変わる
2023-09-15


最近、岸田総理に辛辣な青山繁晴さんが、今朝の「帰ってきた虎ノ門ニュース」では、首相補佐官人事を評価している。

矢田稚子さん(57)は国民民主党の元参院議員で、前回落選して同党をも離れているらしいが、青山さんの友達だそうだ。その人柄を絶賛している。

矢田氏は国民民主を支援する連合傘下の民間産業別労働組合の一つ、電機連合の出身だ。

私は昨年1月21日付「新しい資本主義とは」で書いたように、岸田さんの言う新しい資本主義とは、労働組合潰しといって悪ければ、労働組合の取り込みだと考えている。

何しろ政府自らが経済団体に社員の賃上げを直接要請しているのだ。
労働組合のお株を奪うというか、これでは労働組合は不要である。
これの大きな味方が連合の芳野会長で、先日、国民民主党と自民党の連合政権に反対を表明したが、これはポーズであり、そのうち賛成・推進に回るだろう。

もちろん私はこの動きに大賛成だ。

青山さんも「近未来」に今の連立の枠組みが変わり、国民民主党が加わると見通しを示していた。矢田稚子首相補佐官はその布石なのだ。

私は昨年12月29日付で「こんな政治を待っていた」と、岸田さんを熱烈に支持したが、LGBT理解推進法で水をぶっかけられた。
だが、また面白くなってきた。

共同通信の配信記事によると、矢田氏の担当は「賃金・雇用」。松野博一官房長官は記者会見で、起用の理由について「岸田内閣の重要政策である労働市場改革や構造的な賃上げの推進に向け、職務を果たしてもらうことを期待している」と説明した。
よーく読んでほしい。非常に意味深だ。
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