縄文人の魂
2022-09-24


三種の神器、鏡・剣・玉の中で最も重要なものは何か。

やはり鏡だろう。
神社の拝む対象(ご神体?)として、どこの神社にもどーんと置かれていることで明らかだ。

では、鏡とは何か。
もちろん人が自分の姿を映すものであるが、光を照らすもの、すなわち太陽であり、天照大神そのものなのだろう。

次に剣。
これは戦いを表わすものだ。

「神」「戦い」と来て、残る玉は何か。

魂である。
しかも、前回書いたように、鏡と剣が金属器(青銅器・鉄器)として初めは外から伝来してきたのに対して、玉は日本産のヒスイであり、金属器の時代すなわち弥生時代以前の縄文時代から造られてきたものだ。

いわば縄文人の魂だ。

縄文人の魂、心が、三種の神器に含まれていることは実に素晴らしい。

また、三種の神器が「神」「戦い」「魂」を意味するというのは実に美しく、完璧に重大なことだ。
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